森下典子エッセイ ―　おいしささ・え・ら

森下典子

最新刊のご案内

青嵐の庭にすわる　「日日是好日」物語

映画「日日是好日」の原作者・森下典子は、思いがけず自ら茶道指導スタッフとして映画づくりに参加することになる。自身の半生が、大勢のプロのスタッフの手で鮮やかに蘇った一本の映画。その制作現場は、「人生初の事件」ともいうべき不思議と驚きに満ちた日々だった―。俳優たちの素顔など、知られざる珠玉のエピソード満載！

「青嵐の庭にすわる　『日日是好日』物語」　文藝春秋（2021年11月）　単行本定価1,650円

最新エッセイ

「おいしささ・え・ら」をご覧頂きありがとうございます。諸事情により、「おいしささ・え・ら」の更新を休止しています。

2018年3月―NO.176

蜂の家の「まゆ最中」
ころんとした楕円形で、かわいらしく、ひとくちサイズで食べやすい。
私はこのまゆ最中の、餡子と皮の分量のバランスが好きなのだ。

映画『日日是好日』2018.10.13(土)全国公開

(C)2018「日日是好日」製作委員会
2018年10月13日（土）の公開から非常に多くのお客様にご来場いただき、お陰様で動員100万人を突破しました。
（2018年12月20日更新）
映画『日日是好日』公式サイト

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映画『日日是好日』公式twitter

お茶を通じて繰り広げる“精神の大冒険”　黒木華×樹木希林「日日是好日」本予告披露（映画.com）

書籍案内

「好日絵巻～季節のめぐり、茶室のいろどり～」
映画化された『日日是好日』、その続編『好日日記』に続く第3弾。茶室の中の、季節の花、道具、お菓子……。著者自身が描いた73のイラストと、心に沁みる珠玉の言葉。

「好日絵巻～季節のめぐり、茶室のいろどり～」　パルコ出版（2020年6月）　単行本定価1,650円
「好日日記～季節のように生きる～」
お茶を始めて40年、その後の著者は?「二十四節気」と「茶室」を味わいながら自分と向き合う心の旅。お茶を始めて26年目を描いた「日日是好日」の続編となる、40年目の今を描いた本書は、お茶を通して成長した著者とともに、「茶室」で季節と一体になることができるシンクロの世界。味わい深い著者のイラストが満載、待望の書き下ろしノンフィクション。』

「好日日記～季節のように生きる～」　パルコ出版（2018年10月）　単行本定価1,620円
こいしいたべもの
「いとしいたべもの」の続編で、今回もこのホームページのエッセイの一部が掲載されます。『母の手作りの、バターがとろける甘いホットケーキ。父が好きだった、少し焦げ目がついたビーフン。遅い青春時代に食べた、夜明けのペヤング･･････。味の記憶をたどると、眠っていた思い出の扉が開き、胸いっぱいになったことありませんか？優しい視点でユーモアたっぷり、胸にホロリとくる22品の美味しいカラーイラストエッセイ集。』

「こいしいたべもの」　文藝春秋文春文庫（2017年7月）文庫本定価756円
猫といっしょにいるだけで
『五十代、独身、母と二人暮らし。仕事のスランプで切羽詰る日々だった。訪れた神社で「しあわせをください」とつぶやいた翌日、庭の白木蓮の切り株に、彼らは舞い降りた。「猫は嫌いだし、生き物は飼わない」と決めていたが、愛護協会や保健所も頼れない……。やがて始まるにぎやかで、穏やかな日常。

「猫といっしょにいるだけで」　新潮社新潮文庫（2014年10月）文庫本定価590円

「いっしょにいるだけで」飛鳥新社（2011年7月）単行本定価1,470円
いとしいたべもの
このホームページのエッセイ集が文庫本になりました。『できたてのオムライスにケチャップをかける鮮やかな一瞬、あつあつの鯛焼きの香ばしい香り……ひと口食べた瞬間、心の片隅に眠っていた懐かしい思い出が甦る――だれもが覚えのある体験を、ユーモアに満ちた視点と、心温まる絵でお届けする、23品のおいしいエッセイ集』

「いとしいたべもの」文藝春秋文春文庫（2014年5月）単行本定価690円

「いとしいたべもの」世界文化社（2006年4月）単行本定価1,470円
日日是好日―
「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
週に一回、「お茶」の稽古に通ううち、気がつけばもう25年。「失恋」「父の死」「コンプレックス」……、辛い季節を「お茶」とともに乗り越えた、感動の成長ストーリー。

「日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」新潮社新潮文庫（2008年11月）文庫本定価500円

「日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」飛鳥新社（2002年1月）単行本定価1,575円
ひとり旅の途中
辛い失恋の痛手から少しずつ回復する過程を描いた「あ、春だ」など全20編。大人になって知った人生の「本当のこと」を紡ぎ出す珠玉のエッセイ集。（「恋はまだ始まったばかり」を大幅に加筆修正、再構成し改題）

「ひとり旅の途中」幻冬舎幻冬舎文庫（2007年6月）　文庫本定価520円

「恋はまだ始まったばかり」大和書房（1992年9月）新書
前世への冒険―
ルネッサンスの天才彫刻家を追って
デジデリオ──ルネサンス期に活躍した美貌の彫刻家が、500年前の私だった！?　前世の自分探しでイタリアへ旅する著者の、驚愕と懐疑！　極上のミステリーの如き傑作ルポ。（「デジデリオ」を改題し、新たに写真を加え、加筆、再編集）

「前世への冒険―ルネッサンスの天才彫刻家を追って」光文社知恵の森文庫（2006年9月）文庫本定価700円

「デジデリオ―前世への冒険」集英社集英社文庫（2000年1月）文庫本

「デジデリオラビリンス―1464・フィレンツェの遺言」集英社（1994年4月）単行本
典奴のぷるっときた話
お風呂、恋愛、食べることをめぐる天国と地獄。典奴のからだで感じるおもしろエッセイ。

「典奴のぷるっときた話」立風書房（1993年7月）単行本

典奴の日本遊覧
行ってみたいなよその土地、会って見たいな不思議な人。全国で巡り合った愛すべきオカシナ日本人。

文藝春秋（1991年1月）単行本

典奴のペルシャ湾を往く
巨大なタンカ－を十六人で操る海の男たちが、海では戦争、陸では近代化の波と戦いながら、日本に石油を運ぶ姿を鮮やかにレポ－ト。

「典奴の日本遊覧」文藝春秋（1988年10月）単行本

典奴どすえ
ネタに困っては親や友を売り、ついには自分自身を売って祇園の舞妓に化けた、デキゴトロジー記者による、花も実もあるマスコミ裏街道ないしょ話。

「典奴どすえ」角川書店（1987年4月）

プロフィール

森下　典子（もりした　のりこ）
1956年、神奈川県生まれ。横浜市在住。日本女子大学文学部国文学科卒。就活に失敗し、『週刊朝日』の名物コラム「デキゴトロジー」の記事を書くアルバイトをしていたのが、この世界に入ったきっかけ。1987年にその体験を描いた『典奴どすえ』（朝日新聞社）でデビュー（同年、賀来千香子主演でテレビドラマ化された）。以後、雑誌などにエッセイを執筆している。
1995年、自分の前世探しをテーマに『デジデリオ・ラビリンス』（集英社）を出版。（2006年、『前世への冒険』（光文社　知恵の森文庫）と改題して文庫化）。この本は、2011年に杏主演で『フィレンツェ・ラビリンス』としてテレビドラマ化され、BSジャパンで放送された。
2002年、茶道の稽古を通じて得た気づきを書いた著書『日日是好日　お茶が教えてくれた15のしあわせ』（飛鳥新社）を出版。2008年に新潮文庫化され、現在もロングセラーを続けている。この本は、台湾、中国などでも翻訳され、版を重ねている。2018年に映画化される。
2006年、身近な食べものの記憶を書いた『いとしいたべもの』（世界文化社）を出版（2014年、文春文庫化）。自らイラストも描く。2017年、続編『こいしいたべもの』（文春文庫）を出版。
2011年、猫との交流をテーマに『いっしょにいるだけで』（飛鳥新社）を出版。2014年、『猫といっしょにいるだけで』に改題し新潮文庫となる。
2018年、『日日是好日』の続編となる『好日日記　季節のように生きる』出版。2020年、第3弾となる『好日絵巻』を出版。
茶道の稽古に40年通い続けており、2010年、「表千家教授」の資格を許された。宗名は、森下宗典。不定期だが、カルチャースクールなどで、茶道の魅力を伝える講演を行っている。
好きなものは、山野草、海、イタリア、温泉、うちの猫たち。
日本文藝家協会会員。

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