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![]() 身近な生活の中のおいしさあれこれを1ヶ月に1度お届けします 森下典子 |
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2009年2月―NO.76 | |||||
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学年の変わり目に遊びに行くと、ちょうど「冬」と「春」の境目の季節だった。晴れてぽかぽかと暖かい昼間、軒先からちょろちょろと雪解け水がしたたり、時々、氷柱が落下して軒下に積もった雪に剣ののようにズボッと突き刺さった。松林に覆いかぶさっていた雪は消え、松葉の先からぽたぽたと水滴が降っていた。 | |||||
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