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各種デバイス

品質の安定・向上に寄与する各種センサーと制御システム

温度・粘度・重量などをリアルタイムで正確に把握し、数値制御・記録することで、バッチ式加熱撹拌工程の全自動化と品質の安定・均一化を推進します。

SWS自動計重システム

SWSは製品の仕上がりとなる目標値(水分・糖分など)を質量(重量)で測定することにより、自動的かつリアルタイムに煮詰状態を把握するという極めて高い再現性を実現するデバイスです。 SWSはカジワラが20年以上のノウハウと実績を重ねた信頼性のある技術です。

あん糖度・固さ測定装置

SWSにより製品重量をリアルタイムに計測することで、水分蒸発量から、あんの糖度と固さを算出しいつでも同じあんを煉り上げます。サンプリングなどによる糖度計測は不要。Brix糖度への換算も自動で表示。屈折糖度計では計測が難しいかた煉りあん(火取りあん)でも、重量糖度なら、しっかり確認できます。

CNCコンピュータ制御

CNCコンピュータ制御画面

パソコン、SWS、温度センサー、タイマーの組合せにより、仕込みから仕上がりに至るまでの煮詰め度合いをリアルタイムに把握します。加熱撹拌工程の全自動化を可能にし、味作りのプロセスをビジュアルに管理できます。また一度調理した内容をプログラム化したり、直接実行プログラムをグラフ化して書き込む機能で簡単に作成できます。

壁面温度センサー

これまで勘に頼ってきた「焦げ付かせ具合」(食材を焦がしたり、焦がさないように調理する)を釜内壁面の温度センサーで制御するシステムです。これにより、焦げやすい食材を焦がすことなく限界まで加熱し、焦がさず食材の風味を最大限に引き出すことが出来ます。たとえば、焦げやすいあんやカスタードクリーム、ホワイトソースなども焦がさず、高温短時間に加熱することがきます。焦げ風味の微妙なバランスもデータ化、微妙な職人の経験を必要とした食品作りに是非ご利用下さい。

減圧機構

減圧急速冷却により粗熱を取り、食品のヤケを防ぎます。製品の品質劣化をさせることなく濃縮・脱水・脱泡を短時間に行えます。煮崩れなく、味の浸透が促進される効果もあります。

加圧機構

加圧密閉することにより容器全体が均一な温度になり、熱ムラなく短時間調理が可能となります。100℃以上の沸点温度により骨まで柔らかく煮上がります。無菌充填システムの使用により完全なレトルトフリーの調理が可能です。調理時間の短縮が計れます。