カジワラという会社は、食品製造の調理工程を機械によって自動化し、味づくりをお手伝いする機械メーカーです。その役割は、より美味しく・より効率的に・より衛生的でより安全な設備の開発・製造・販売にあります。
我々が携わる食品産業はどのような仕事なのでしょうか。私は、食品産業とは命をつくり食べる喜びを提供する仕事であると思っています。すべての生命は食によって創られ、その営みは食によって支えられています。食べることで人の和が生まれ、美味しさは人の心を豊かにしてゆきます。私たちは食品そのものを作るメーカーではありません。しかし世の中に供されている食品の製造に欠かすことのできない味づくりを私たちの機械が担っている、いわば食の産業を舞台裏から支えているのがカジワラです。
美味しさの舞台裏にカジワラがいる
多様な食の美味しさや楽しみ、そして利便性は、日本から世界に発信される文化のひとつとして人々に認められる処となってきました。食品産業は、手作りの美味しさを量産化するという命題を常に食品機械に求めています。その中で、カジワラが製造・販売する機械は、食品製造の中枢部、味作り工程を担う役割を果たしています。普段、一般の人々に直接触れることのないカジワラですが、スーパーやコンビニで販売され食卓に並ぶ多くの食品に私たちの技術が生かされています。私たちの機械は、北海道から沖縄まで全国の食品メーカーに納入され、その製造工場の中で日夜活躍しています。生まれる食品は、レトルト・レンジ食品、冷凍食品、調味料からお惣菜にいたるまで、カジワラは本物志向の「食」を満たし量産化の実現に貢献しています。そしてその技術力は世界に向けて役立っています。
味に頑固な機械メーカー、それが私たちカジワラです。
代表取締役社長
梶原 秀浩
